奨学生から寄せられたお礼のことばを一部抜粋してご紹介します。
※大学の学科等は令和3年度のものです。

イスラム ムハマド シャフィクル (バングラデシュ:島根大学総合理工学研究科)

私たち留学生のためにしまね国際センターの奨学金事業にご寄附くださった皆さま、ありがとうございます。奨学金をいただけてとても嬉しいです。奨学金を貰えるようになって、アルバイトを減らし、無事卒業できるよう勉強に集中することができました。将来は研究者を目指しています。自分が得た知識を人々や世界のために役立てたいと考えています。今は日本で就職活動をしており、日本語も勉強しています。日本が好きなので、日本で仕事をするつもりです。これからも引き続き留学生へのご支援をよろしくお願いいたします。皆様のご多幸とご健康をお祈りしています。

アジズ エムデイ シャミム (バングラデシュ:島根大学総合理工学研究科)

アルバイトで生計を立てるなか最終学年となり、卒業に向けて学業に専念しなければならないというプレッシャーを抱え、本当に助けを必要としていた時に、しまね国際センターの奨学金をいただけることになりました。おかげで経済的な負担が軽くなりました。2016年から島根県に住み、多くの町を訪れ、ホームステイも経験しました。県民の方々はいつも親切で、驚くほどチャーミングです。奨学金以外にも、新型コロナの流行で困っている留学生のために多くの手助けをしてくれました。支援をしてくださった県民の皆様には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

ビスワス ビスワジット (バングラデシュ:島根大学自然科学研究科

この度は奨学金をいただき、大変嬉しく光栄に思います。良かったのはアルバイトの時間を減らして勉強や研究に集中できたことです。特にコロナ禍では、この奨学金はとても助かりました。今は博士課程の2年生ですが、無事修了し、日本で学術・研究分野で就職することを目指しています。今年度は筆頭著者として3本、共著者として4本の論文を発表し、電子情報通信学会誌「Communications Express」にも共著で論文を発表しました。皆さまのご支援に心から感謝しております。これからもこうした素晴らしいご支援を続けてください。皆さまのご多幸をお祈りしております。

ウィジェパラ ティキリ バンダラ (スリランカ:島根大学総合理工学研究科)

奨学金なしで高等教育を受ける外国人留学生は、経済的な困難に直面しがちです。特に、私たちが現在見舞われている新型コロナウイルスの世界的流行といった社会的危機においては、経済的な問題が留学生に大きなプレッシャーを与えます。そんななか、しまね国際センターの奨学金は、金額以上に大きな心の支えになり得ます。私も留学生の一人として、経済的苦境のなか、この奨学金が心の癒しになりました。これまでの奨学金に対する経済的ご支援に心より感謝申し上げますとともに、今後とも学業の継続を希望する学生たちにご支援を賜りますようお願い申し上げます。

ウ オリゲル (中国:島根大学医学部医学系研究科)

奨学金のために寄附をしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。奨学金をいただけてとても光栄です。この奨学金は、経済的な援助だけでなく、私の研究を肯定し、励ましてくれるものでもありました。奨学金をもらうようになって、生活の面でも学業の面でも、お世話になった方々をがっかりさせるわけにはいかないと、より一層頑張るようになりました。研究者としての就職が決まり、卒業後は母国に帰ります。今後は、私も自分のできる範囲で困っている人たちを助け、皆さまからいただいた温かい思いやりの心を人々に伝えていこうと思います。

ジャヤ ムハマド アリム (インドネシア:島根大学医学部医学系研究科)

奨学金に寄付をくださった皆さま、本当に心から感謝しています。おかげで経済的負担が軽くなり、留学生活で最も大切な「学業」に専念することができました。皆さまの温かいお心に触れ、自分も人の役に立ち、地域社会に恩返しをしたいと思うようになりました。卒業後帰国したら、現地の島根大学の卒業生から成る島根大学インドネシア同窓会に参加します。島根大学への留学を希望する学生と大学の橋渡し役になれたらと思います。いつか、皆さまが私を支えてくれたように、私も学生たちの目標達成の手助けができるようになりたいです。皆さまに神のご加護がありますように。

モニルジャーマン モハンマド (バングラディシュ:島根大学自然科学研究科)

島根大学留学生を代表し、学生たちの生活維持のため、しまね国際センターの奨学金に寄付してくださった皆さま、本当にありがとうございました。博士号取得後は、日本で研究職に就き、植物科学の分野で、これまでの知見に大きなインパクトを与え、最先端の研究分野を創出し、次世代の科学者に新たな方向性を与えるような、卓越した研究を行えるだろうと期待しています。これからもしまね国際センターがこの奨学金制度を継続し、留学生が日本人と交流し、日本の文化や伝統についてより深く学ぶことができるような社会活動に学生たちを参加させてくれると嬉しいです。

ヨウ ガゼン (中国:島根大学法文学部)

この一年間の奨学金に感謝いたします。新型コロナウイルスの影響で、課外活動はほとんどできない状況ですが、アルバイトを通じて日本人の友達もたくさんできました。コロナ禍でアルバイトの時間が減り、実家からの仕送りも少ないので、自炊をしていますが、この奨学金のおかげで生活の質が大幅に上昇しました。お金の心配から解放され、勉強に向かう気持ちもとても楽になりました。今年三回生で研究室が決まり、自分の専門分野の勉強をするために頑張っています。とても満足な生活をしています。これからも引き続き中国人留学生と日本人学生の友好のために頑張ります。

ジャップ ティー ビック フオン (ベトナム:松江総合ビジネスカレッジ モバイルエンジニアコース)

奨学金支援によりアルバイトの時間を少し減らしても生活できるため、勉強、就職活動に集中して取り組むことができました。さらに、奨学金をいただいたことで自分の中に少し余裕ができ、以前より一層深い学びができたと感じています。おかげで、学校の単位やITの専門資格などを全て取得し、日本語能力試験にも合格できました。就職活動でも内定をいただけました。卒業後は、社会の立派な一員となり、早くみなさんのお力になれるよう努めたいと考えています。将来はエンジニアとなり、自分の会社を持つのが夢です。ご支援をくださった全ての方に心からお礼申しあげます。

ハ ティー アン トェット (ベトナム:松江総合ビジネスカレッジ モバイルエンジニアコース)

この度は、ご支援いただき本当に感謝しております。体調の心配やコロナ禍で色々と生活は大変ですが、将来の夢があるので諦めずに毎日頑張っています。ご支援がなければ、現在のように勉学に励み、いま実感しているような充実した学生生活を送ることはできませんでした。学校で優秀賞をいただけたのも、学業に集中して取り組めたおかげです。3月に専門学校を卒業したら、大学に進学します。社会人となってもご支援を忘れず、日々様々なことを学び、人智を尽くすことのできる人物になれるよう、これからも精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。

ホウ エンメイ (中国:リハビリテーションカレッジ島根 理学療法学科)

寄付してくださった方々、誠にありがとうございます。奨学金をもらってから、生活のストレスが少なくなりました。コロナの影響もあって、アルバイトの時間が減りましたが、奨学金をもらったおかげで、そこまで生活に大きな影響がないと感じています。とても助かりました。また、必死にアルバイトをしなくてもある程度生活ができるため、勉強にもっと時間をかけられます。これからもできる限り勉強に集中したいと思っています。卒業したら、理学療法士になり、リハビリテーション病院で就職したいと思います。将来、日本のリハビリテーションの発展に貢献したいと考えています。

ショウ ペホウ (中国:リハビリテーションカレッジ島根 理学療法学科)

奨学金をもらって生活の負担が軽くなったので、勉強に多くの時間を費やすことができ、大きな助けになりました。今は2年生なので、1年生の時より授業内容が多くて難しいです。来年もさらに努力を続けていきます。もっと勉強して、卒業証書をもらえるように頑張らなければなりません。また、卒業までに日本語能力試験のN1の等級を取ることを目指しています。本当にありがとうございました。皆さまのご支援に感謝しています。