2025(令和7)年度の受賞者は、以下の2団体・3個人に決定しました。

雲南日本語広場さくらSAKURA <雲南市>

代表の高木 裕子(たかき ゆうこ)氏

2010(平成22)年より、生活者のための日本語支援を実施。ALTなどを対象に日本語指導を行う一方、年2回開催している交流活動では、日本の文化や日本食文化の体験、異なる文化の理解に繋がる活動を通して、相互理解と交流を深めてきた。これらの活動には、外国人住民に加えて様々な地域の人々が参加し、地域に国際的な繋がりを広げる機会となってきた。長年にわたる継続的な取り組みにより、雲南市における国際交流、多文化共生の推進に大きく寄与し、顕著な功績を挙げた。

日本語ボランティア「奥いずも」 <奥出雲町>

代表の加藤 智恵子(かとう ちえこ)氏

平成16(2004)年の設立以来、地域の在住外国人を対象に、日本語教室を毎月開催し、学習者の目的やニーズに合わせたきめ細かな日本語学習支援や生活支援を行ってきた。さらに、地域住民と在住外国人を結ぶ交流機会の提供、外国人労働者の受入研修や受入企業との連絡会等の開催をとおし、長年にわたり在住外国人の日本での生活順応を支援するとともに、地域における国際理解や親善、多文化共生の推進に大いに寄与した。

陰山 亮子(かげやま りょうこ)氏 <出雲市>

青年海外協力隊、在外大使館、NPO法人などで海外協力事業に携わった経験を基に、長年にわたり県内各地で公演、講義、イベント等を行い、世界の現状を伝えるとともに、地域の国際化に向けた意識啓発に精力的に取り組んできた。また、語学力を活かし、島根県女性センターの女性相談専門的通訳ボランティアやしまね国際センターのボランティアほか、様々な形で県内外国人住民の支援活動を行ってきた。出雲市連合婦人会内に多国籍地域婦人会を創設し、地域の日本人住民と多国籍住民の交流・相互理解促進の場を設け、外国人会員やその家族の相談に乗るなど、地域の国際化、多文化共生の推進に多大なる貢献をした。

山田 知子(やまだ ともこ)氏 <出雲市>

2014(平成26)年、故母・妙子氏が1995(平成7)年に設立した出雲ホストファミリーの会を引継ぎ、会長として、島根大学の留学生及びその家族を対象に、留学生と日本人コミュニティや留学生同志の交流の場・機会を設け、日常生活を支援するなど、留学生とその家族が安心して生活できるようサポートしてきた。会が設立30周年を迎える今日まで、留学生の心の拠り所として繋がりを築き、居場所を提供し続けてきた。その継続的な活動は、地域の国際交流・多文化共生に大きく寄与した。

束村 由里(つかむら ゆり)氏 <邑南町>

2010(平成22)年、邑南町にUターン後より、海外滞在経験を活かし、同町で国際交流を行う瑞穂アジア塾副代表として、アジア諸国の研修生受入等を行ってきた。(一社)コミュニティパートナーズが邑南町から委託された自治体国際協力促進事業で、ベトナムフエ市の観光行政関係者の研修、ミャンマーの高齢者福祉人材育成協力、ミャンマーの障がい者福祉団体当事者の受入研修にて、研修調整や研修員の生活支援にあたった。また、インバウンドのための通訳ガイドネットワークの世話人として、幅広く中心的な役割を果たした。2016(平成28)年から2024(令和6)年まで、しまね国際センターの評議員を務め、現在も同センターのコミュニティ通訳ボランティア、災害ボランティアとして登録するなど、地域の国際協力・交流や多文化共生の推進に大いに貢献した。