開催日 :
2017年3月4日(土)13:00-15:00
会場  :
島根大学出雲キャンパス
参加人数:
ボランティア登録者11名(英語3名、中国語6名、ポルトガル語2名)

このたび、コミュニティ通訳ボランティア勉強会を、昨年11月に開催した松江会場と浜田会場に引き続き、出雲会場でも開催しました。今回は土曜日の開催で、いつもより参加者が増えました。

今回の内容は、「妊婦健診(妊娠糖尿病)」と「家庭訪問(児童のけんかの聞き取り)」の演習です。「妊婦健診」の演習は、専門用語や難しい言葉が多く、適切な言葉の選択や通訳の仕方に苦労する場面もありました。「家庭訪問」では、けんかの事情を聞く場面のため、感情や言葉の持つ雰囲気をどのようにしたら相手にうまく伝わるのか、考えながら取り組みました。参加者からは、「瞬時に適切な言葉を選ぶのが難しかったが、よい緊張感で取り組めた。」や「専門用語が多かったが、どのようにしたら相手に伝わる通訳になるのか勉強になった。」などの感想が聞かれました。

演習の後は、コミュニティ通訳活動についての意見交換を行いました。通訳経験豊富な参加者から、通訳の際に気を付けていることや工夫していることなどを聞きました。

しまね国際センターは、コミュニティ通訳ボランティアが円滑に活動できるよう支援するとともに、依頼者が安心して利用できるよう取り組んでいきます。

コミュニティ通訳ボランティア制度については、こちらをご覧ください。

昨年11月の勉強会の様子は、こちらをご覧ください。

意見交換会の様子