《となりでにほんご》日本語パートナー交流会を開催しました
掲載
- 開催日 :
- (1)2024年4月19日(金)/(2)2024年4月20日(土)
- 会場 :
- オンライン
- 参加人数:
- (1)6人/(2)10人
平成30年にスタートしたSICにほんごコース《となりでにほんご》は、令和5年度までに多くの日本語パートナーの方々のご協力のもと、日本語学習機会を提供してきました。しかし、一対一の活動が原則であることから、お互いの活動が見えず、好事例や悩みの共有ができていませんでした。そこで今回交流会を開催し、経験・悩み・工夫の共有を行いました。
事業報告の様子
これまでの《となりでにほんご》事業についてご説明しました
日本語パートナーの方々で意見交換
- やってみてよかったこと/活動に期待していること
- やってみて苦労したこと/活動にあたり心配していること
- 対話や交流をおもしろくするアイデア
について意見交換をしました。
活動未経験の方からの「学習者のことばがわからない場合はどうすればよいのか心配」との意見に対しては、活動経験者の方から「やさしいにほんごを使えば大丈夫!」とのアドバイスをいただき、不安が和らいだという意見もありました。
また、オンラインでの学習者とのやりとりについて苦労されている方が多くいらっしゃいましたが、スケッチブックを使う、ZoomとLINEを併用する、食事に誘って距離を縮める、など実践している様々な工夫を発表していただきました。
参加者の感想
- 実際に活動をされている方の生の声が聞けてとても参考になった。もしマッチングできたらスケッチブック使ってみようと思う
- 同じ苦労をしている人がいて良かった。やっている時は自分がだめだからかなと思いがちなので、こういう機会があるといいなと思った
- 対話・交流のアイデアで、知らない料理などの説明・理解をする時に、クイズ形式にするなど、おもしろいアイデアがきけてよかった
- テキストにそって進めているため、とかく授業という気持ちになりがちだったが、あたらめて交流の場だという認識に戻って活動を続けていきたいと思った
- 日本語レベルがまだこれからという方に、テキストにないことをどう伝えればいいのかなかなか難しいというのは同じ思いだった。会える距離におられる学習者の方とは、直接会って交流する機会を設けるというのは参考になった
など
担当: 仙田・岡田