外国人の人権を考える講演会「ボクの人生は”違い”から始まった~多文化共生ってなんだろう?~」を開催しました
掲載
- 開催日 :
- 2025年9月2日
- 会場 :
- 島根県民会館(中ホール)
- 参加人数:
- 351人
令和7年度法務省人権啓発活動地方委託事業・人権ユニバーサル事業として、外国人の人権を考える講演会「ボクの人生は”違い”から始まった~多文化共生ってなんだろう?~」を開催しました。
カメルーンにルーツを持ち、漫画家・タレントとして幅広く活動している、星野ルネさんを講師としてお迎えしました。
講演の様子
講演は、星野さんの自己紹介から始まり、カメルーンについての紹介がありました。「カメルーンは暑い国だと思われている方が多いですけど、実際は日本の方が全然暑いですよ!」など、実際に両国を行き来する方が感じることを、親しみやすい雰囲気でお話いただきました。
その後、星野さんのご経験と漫画を交えてお話をいただきました。物事が起こる事情や歴史背景を知ることで、新しい発見や理解に繋がるということや、ステレオタイプの罠から抜け出すヒントをご紹介いただきました。多文化共生社会といわれる昨今を生きる私たちの、指針を示してくださるような貴重な機会となりました。
来場者の声
- まんがをもとに話をしてくださってわかりやすかった。
- 身近な視点から多文化共生について考えることができる講演会であった。
常に自分の価値観をチェックすることを大切にしていきたい。 - 違いを恐れる前に、その違いをしっかりと見つめて分析することが大事だということを教えていただいた。
- 「人権問題」と聞くと否定的な内容と思ってしまうが、星野さんの話(マンガも!)は明るい話ばかりで、人権や多文化共生を考える”きっかけ”がたくさん散りばかれていると思った。とても勉強になりました!
- 何事にも、情報から得ることと 自分が持ってしまっている偏見から 物事をとらえてしまっていることを改めて自覚できた。
人種等にとらわれている物の考えを見方を様々な面で 柔軟にしなければならないと思った。
担当: 横田・池上


