2024交流の翼inしまねを開催しました
掲載
- 開催日 :
- 2024年8月21日~26日
- 会場 :
- 松江市内
- 参加人数:
- 21人
島根県国際交流事業「2024交流の翼inしまね」を開催し、中国・韓国・ブラジルの青年と島根の青年が交流しました。
今年は外国青年11人、島根青年10人が参加し、文化体験や自然の中での活動を通して、親睦を深めました。
このプログラムをきっかけに相互理解が深まり、多文化共生を考えることにつながることを願っています。
内容と活動の様子
1日目 8月21日(水)
開会セレモニー
外国青年は参加の意気込みを、島根青年は歓迎のあいさつをし、プログラムがスタートです。
自己紹介
名前や出身国、ニックネームなどを紙に書いて自己紹介、グループに分かれて全員の名前を覚えるゲーム、言葉や文字を使わずに誕生日順に並ぶバーズデイラインをしました。
交流活動
ジェスチャーゲームやクイズをして楽しみました。ジェスチャーゲームでは、チームに分かれて回答数を競いました。問題を見て、特徴的な動きや姿勢をとって上手に表現していました。その様子を周りで見ているチームも楽しみ、和やかな雰囲気になりました。
2日目 8月22日(木)
2日間、ふるさと森林公園で自然の中での体験活動をしたり、森林保全について学び、話し合いをしたりしました。
ピザづくり
ピザ生地作りから体験しました。グループで協力して、生地をこねて、具材をのせて、焼いて、楽しく作り、おいしく食べました。
講義
もりふれ倶楽部さんから島根県の森林の状況や森林保全について、講義をうけました。また、草木染めについて、草木染めの方法やどのような植物からどのような色に染まるのか教えていただきました。森林保全や植物の利活用について理解が深まったようです。
草木染め体験
ハンカチをビー玉や輪ゴムで縛った部分が白い模様で残ります。どんな模様にしようかじっくり考えて作りました。思い通りの模様ができたり、思ったより模様が薄かったり、初めての体験で盛り上がりました。
竹皿づくり
夕食で使うお皿を自分で作りました。竹を切ったり、割ったり思ったより大変ですが、きれいにできました。夕食ではこの竹皿にカレーを盛り付けておいしくいただきました。
ネイチャーゲーム・自然観察
全員でネイチャーゲームと自然観察を行う予定でしたが、8月下旬にもかかわらず37度を超える猛暑となったため予定を変更して、グループに分かれてそれぞれ1つの活動を行いました。どちらの活動も植物などに触れ、音や感触など自然を感じる活動でした。
3日目 8月23日(金)
グループワーク
「森林保全とは?」、「世界で行われている森林保全は?」、「新たな森林保全活動のアイディアは?」などについてグループで各国の様子や考えなどについて話し合いました。
意見交換会
グループで話し合ったことをポスター発表して全体で共有しました。グループごとに様々な視点が発表され、お互いに学びが深まったようです。
バーベキュー
4日目 8月24日(土)
ホームビジット
外国青年は、島根の家庭を訪問し、日常の生活や島根ならではの体験をしました。外国青年は、それぞれのホストファミリーにあたたかく受け入れていただいて、思い出深い一日となったようです。
5日目 8月25日(日)
街歩き
グループに分かれて松江城と武家屋敷、松江歴史館、県立美術館などをそれぞれ回りました。「出雲」の「雲」の文字探しをしながら、写真を撮ってポイントを競いました。看板やメニューなどいろいろなところにある「雲」の文字に会話も弾み、出雲地方ならではの思い出となったようです。
参加者の感想
- 他の国の特徴や文化が分かるクイズをした点が良かったです!そしてニックネームで簡単にお互いを紹介する時間があってよかったです
- 交流活動が想像以上に楽しく活動できました。ジェスチャーが個性が出ていて面白かったです!
- 韓国であまりできない竹皿作りなどの体験ができておもしろかったです!
- こんなに短い時間でピザを焼いたことがなくてワクワクしましたがとても美味しくて楽しかったです。
- 意見交換会は島根の青年とコミュニケーションを深めただけでなく、自分自身の表現力を鍛えることにもなり、とても良い活動でした。
- 韓、日、中のみなさんが集まってお互いに意見を交換することは特別な経験でした。
- 意見交流では、それぞれの国の取り組みなどを共有できてとてもいい経験になりました。
- おいしいバーベキューを食べ、みなさんと楽しむことができて、とても嬉しかったです。
- ホームビジットでは、島根県の方々の熱意を感じ、訪問したご家族が温かく接してくださり、出雲大社の歴史などを学びました。家庭内では、衣食住、交通などあらゆる面で中国と日本の文化の違いをお互いに理解できました。中国と日本の文化への理解も深まりました。
- ホームビジットはとても大切な経験でした。日本の家庭の生活と街の風景を紹介してくれてよかったです。
- まちあるきでは、グループごとにミッションを遂行しながら多くの思い出を積むことができて本当によかったです。
担当: 横田、小寺、李