開催日 :
2023年1月28日、2月11日、2月19日
会場  :
オンライン
参加人数:
28人

外国人住民のコミュニケーションを支援する通訳ボランティアの新規養成と登録者のスキルアップを目的として、オンラインでコミュニティ通訳ボランティア養成講座を開催しました。コミュニティ通訳ボランティアの派遣分野の割合は医療通訳が最も大きいため、医療をテーマにしました。

今回の講座は、一般社団法人日本公共通訳支援協会(Cots)代表理事の西村先生を始め、通訳経験豊富な先生方に講師を努めていただきました。参加者には通訳の基本的な知識とスキルを学んでいただきました。

外国人住民も安心して医療を受けられるように、コミュニティ通訳ボランティアの登録者増加とスキルアップにより、一層の充実を図りたいと思います。

講座の内容

1日目 1月28日(土) 10:00~16:30

【説明】島根県の外国人住民の状況

【講義】医療通訳のアウトライン、医療通訳の倫理・心得

【講義】模擬通訳トレーニングの方法、医療制度・医療費・医療事情の違い、通訳技術の基礎知識

2日目 2月11日(土) 10:00~16:30

【説明】コミュニティ通訳ボランティア

【講義】身体組織の基礎知識

【講義】共通する医療専門用語、病気の知識

3日目 2月19日(日) 10:00~16:30

【演習】言語別ロールプレイ(模擬通訳)

参加者の感想

  • 非常に参考になりました。テキストと一緒に説明いただき分かりやすかったです。
  • 医療通訳のアウトライン他医療関係のことが分かりました。医療英語の知識不足を痛感しました。
  • 語学力を実践で使えるスキルに変換する必要を強く感じました。
  • 実際の経験談も聞かせてもらってとても有意義な時間でした。
  • 体について、病気の基本について、日ごろ疑問に思っていたことも、わかるようになりよかったです。
  • 学習テキストおよびハンドブックをしっかり復習し、対応言語で言えるように準備をしておきたいと思います。
  • 実際にロールプレイすることで、実践的なスキルを身につけることができたと感じました。
  • 医療用語といい病名といい大変でしたが、これを基礎として今後取り組んで行きたいと思います。
  • 自分にとって何が足りないかも分かったような気がしますのでそれらを身につけるよう勉強します。