開催日 :
2023年2月26日
会場  :
四絡コミュニティセンター
参加人数:
21人

災害時外国人サポーター養成研修(東部会場)を出雲市で開催しました。

東日本大震災等で外国人支援の経験がある多文化共生マネージャーの目次敦美さんを講師にお迎えし、災害時に外国人が直面する課題や求められる支援等についての講義、やさしい日本語の練習や、避難所巡回の演習などを行いました。

目次さんの講義

避難所巡回演習(困りごとの聞き取り練習)

当日は、あわせて外国人住民向けの防災研修を開催しました。出雲市の外国人住民44人が参加しました。日本の災害や防災についての話を聞いた後に、通訳コールセンターを通した119番通報の体験、起震車で地震の揺れを体験、水消火器の練習などしました。

119番通報の体験

起震車体験

水消火器の練習

災害時外国人サポーター研修の参加者と防災研修の外国人住民参加者が一緒に避難所のテントや段ボールベッドを設置しながら交流しました。

災害の時も助け合えるように地域で顔の見える関係づくりが進むことを期待しています。

段ボールベッドの組み立て

組み立てたテントを並べて

養成研修参加者の感想

  • 自身の地域での災害時の対応等確認したいと思います。
  • やさしい日本語というものは知っていたが、実際に自分で変換してみると、つい難しい言葉を使ってしまい、やさしい日本語の利用の難しさを実感しました。
  • やさしい日本語については知っていたけど、実際自分で考えて使うことがなかったので、今回いろいろ知れてよかったです。
  • 相手の気持ちを聞きとることは難しいと感じました。
  • 相手の立場を考えること、実践を通して経験することができてよかった。
  • いろんな国の人がいたので伝わる時と、伝わる人とバラバラなのがよくわかりました。
  • 実際に外国人の方と話してみると、自分が早い日本語でしゃべっていたんだなあ、と気づかされました。実際に話す機会は普段ないので、新鮮で楽しかったです。
  • みんなで力を合わせて取り組むことができました。複数の国、言語での対応が難しかったです。