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島根県立大学 2018夏期日本語・日本文化研修(西部地区)

開催日 :
2018年7月4日(水)、7月12日(木)
会場  :
江津市立渡津小学校、益田市立匹見小学校、益田市匹見町内
参加人数:
短期留学生16人(中国3人、台湾5人、韓国4人、アメリカ4人)

島根県立大学が行う夏期日本語・日本文化研修の中で、市民交流・地域体験に関するプログラムの一部をしまね国際センターで実施しました。今回は、中国・台湾・韓国・アメリカから来日した合計16人の短期留学生が、県内で研修を行いました。

7月4日(水)14:00~16:00 世界のことばでこんにちは!世界のことばで絵本の読み聞かせ

  • 場  所:江津市立渡津小学校(江津市渡津町674-1)
  • 参加人数:108人(小学生88人、短期留学生16人、在学留学生他4人)

短期留学生16人は、日本到着4日目に、初めての学外活動として渡津小学校を訪問しました。小学校代表児童の誘導で、ステージの前まで進み、椅子に座ると、全校児童が中国語、韓国語、英語で「こんにちは」の挨拶、そして「たなばたさま」と「うみ(海)」の大合唱をして、歓迎してくれました。

留学生が緊張しながら自己紹介を終えた後は、島根県立大学在学生の司会進行で、子どもたちと自分の国に関するクイズをしたり、ゲームをしたりして交流を深めました。

休憩の後、留学生は4つのグループに分かれて、絵本「はらぺこあおむし」の多言語での読み聞かせを行いました。ストーリーを日本語で朗読し、途中登場する食べ物の名前をネイティブスピーカーの留学生が外国語で朗読しましたが、「もう一回言って!」の声や、外国語をマネして練習する子どもがいたり、最後にはアンコールの声もあがり、2回朗読が行われたグループもありました。絵本を通した交流は終了時間ぎりぎりまで行われ、最後に「はらぺこあおむし」の歌を参加者全員で歌い、楽しいひと時は幕を閉じました。

7月12日(木)11:00~13:30 益田市立匹見小学校訪問

  • 場  所:益田市立匹見小学校(益田市匹見町匹見イ1324)
  • 参加人数:41人(小学生22人、短期留学生16人、在学留学生他3人)

日本到着12日目に、匹見小学校を訪問し、日本の小学生の授業風景を見学しました。

七夕をテーマに折り紙とはさみを使って作品作りをしていたある学年では、外国のお姉さんに折り紙の切り方を教えてあげたり、作品の説明をしたり、積極的な会話が見られました。浜田キャンパスでの学習総まとめとして、児童を前に自国の紹介を行いました。食べ物の話や、町の話、これから匹見町のパンフレット作りをする子どもたちには何か参考になったでしょうか?

給食を一緒に食べた後は、体育館でグループに分かれて外国語の「きらきら星」を練習し、最後に大きな声で大合唱をしました。

7月12日(木)13:30~16:10 益田市匹見町田舎体験

実際にわさびを作っている方にわさび田を案内してもらいました。沢から抜いたばかりのわさびをサメ皮のおろしでおろし、かまぼこにつけて食べました。「辛くない!?」と驚いた様子で、甘みのあるこの辛さが自然な辛味だと聞き、驚いていました。

その後、匹見峡温泉、匹見ウッドパークを堪能した後は、江戸時代に近辺の庄屋をまとめた割元庄屋のお屋敷を見学しました。ガイドの方の楽しい話を聞きながら、隠れ階段や、お屋敷の秘密に耳を傾けました。

ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。

担当: 吉川

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