災害時外国人サポーター養成研修(東部地域)
掲載
- 開催日 :
- 2018年2月24日(土) 9:30 -15:00
- 会場 :
- 松江市国際交流会館
- 参加人数:
- 33人
松江市にて「外国人住民のための防災研修&災害時外国人サポーター養成研修を開催しました。(主催:島根県・しまね国際センター・松江市)
留学生など13か国20人を含む33人に参加していただき、講義や演習を通して防災について学んだり、災害時の外国人支援について考えました。
内容
- 9:30 – 12:00 【外国人のための防災研修】防災講座(松江市防災安全課)、起震車体験(松江市北消防署)、発煙体験(松江市北消防署)、119番通報のかけ方(松江市消防本部消防指令センター)
- 12:00 – 13:00 【ランチ交流会】非常食試食・避難所体験
- 13:00 – 15:00 【災害時外国人サポーター養成研修】災害時に外国人が困ることは何か、外国人への効果的な情報提供の方法(多文化共生マネージャー 目次敦美さん)
午前中の【外国人のための防災研修】では、まず、防災講座で、避難所やハザードマップ、災害時の情報収集の仕方などについて、お話を伺いました。次に、地震の揺れや煙の怖さなどを体験しました。119番通報のかけ方は、実際に消防指令センターに電話をかけて、実際のやりとりを参加者に体験してもらいました。
【ランチ交流会】では、実際の非常食を食べたり、避難所で使われる段ボール製の間仕切りや簡易ベッドの組立などを体験しました。
午後からの【災害時外国人サポーター養成研修】では、過去の事例などもふまえて、災害時に外国人被災者はどのようなことに困るのか、どのような支援が必要かお話を伺いました。また、地震を想定して災害対策本部から出された各種情報をやさしい日本語や外国語で分かりやすく伝えたり、避難所巡回をしたりする演習も行いました。
参加者の声
【外国人参加者】
- 活動は非常に実用的だった。
- 煙体験で、上の方は本当に視界が悪かった。足下を見ると前へ進めることがわかった。
- 災害時に何をすべきか分かって自信が持てた。
【日本人参加者】
- 情報整理が難しかった。あせって説明してしまう。
- 実際に演習をやってみて、今まで気づかなかったことがいろいろあった。
担当: 仙田