開催日 :
2017年12月10日(日)
会場  :
サンレディー大田 軽運動室
参加人数:
300人

2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、「人種などの違いを理解し、自然に受入れ、互いに認め合う共生社会」いわゆるユニバーサル社会を実現し、次世代に継承していくことを目的として、「言葉も、国も、文化も越えて、みんなで一緒に多文化を楽しもう!」をテーマに「おやこ多文化ひろば」を開催しました。
(平成29年度法務省委託事業)

イベントステージ

世界の言葉で「こんにちは!」

中国、フィリピン、タイ、ベトナム、ブラジル出身で、現在大田市にお住いのみなさんが、自己紹介の後、それぞれの国の言葉で「こんにちは」「ありがとう」を教えてくださいました。来場者のみなさんも声を合わせて挨拶すると、会場は和やかな雰囲気に包まれました。(協力:在住外国人共生市民の会、大田日本語サークルこだま)

よしとの紙芝居-tukuru-

紙芝居作家・よしとさんによる全員参加型の紙芝居パフォーマンスは、言葉や文化、国籍や年齢の違いをこえて、いつの間にか会場が一体となり、大いに盛り上がりました。(出演:よしとさん)

ワークショップ

通訳付きベビーマッサージ体験

生後1カ月から12カ月ぐらいまでの赤ちゃんとお母さん達が集い、ベビーマッサージの体験をしました。参加した14組中3組は外国出身の親子で、ベビーマッサージは初挑戦です。親子のスキンシップもとれ、子育て中のお母さん同士の交流のきっかけになったのではないかと思います。(講師:ぴよぴよベビーマッサージセラピスト・三浦美緒さん)

国際交流員のお兄さん・お姉さんと遊ぼう

カナダ・中国・韓国・ロシアの国際交流員から、それぞれの国のクリスマスやお正月の遊びを教えてもらいました。興奮して遊ぶ子どもたちの横で、大人も楽しんでいる姿が印象的でした。(講師:島根県国際交流員)

世界の文字で遊ぼう

世界にはさまざまな文字があります。この日は、中国語、ポルトガル語、韓国語、ベトナム語、タイ語、日本語の文字の中から、好きな文字を選んで、自分だけの缶バッジを作りました。参加した人たちは、見慣れない文字に四苦八苦しながらも、オリジナル缶バッジ作りに一生懸命取り組み、外国の言葉や日本の漢字に親しむことができました。(講師:元青年海外協力隊・岩田和美さん、梅原梨さん、協力:大田高校JRCのみなさん)

展示

大田日本語サークルこだま

大田市在住外国人の状況と声、「こだま」の活動を紹介。

島根県人権啓発ネットワーク協議会

島根スサノオマジックの選手たちからの人権メッセージ

しまね国際センター&JICA中国

島根県にはどのぐらい外国人が住んでいる?多文化共生ってなに?

フィナーレ

輪になっておどろう、盆踊り

最後は、参加者全員で、にぎやかに地元大田の盆踊りを踊りました。はじめはぎこちなかった人も、見よう見まねで、なんとなく踊れるようになっていました。難しい型にはまらなくても、多少の違いがあったとしても、みんなで一緒に踊り、踊り終ったらみんなが自然と笑顔になりました。(協力:大田盆踊り郷人会のみなさん)


この日のイベントのように、誰もが一緒になって多文化を楽しみながら、多文化共生の輪がどんどん広がっていくことを期待しています。