開催日 :
2017年12月14日(木)
会場  :
パレットごうつ
参加人数:
35人

外国人から相談を受けた人が、外国人住民に寄り添いつつも、一人で抱え込まず、適切な支援につなぐことができるよう、必要な心構えやノウハウを学ぶことを目的として、公開講座「外国人住民の相談を適切な支援につなぐために」を開催しました。

この講座は、外国人住民と行政サービスの橋渡し役を担う「外国人地域サポーター」や行政職員・相談員・日本語ボランティア等を対象に開催したもので、当日は県内各地から多数の参加者が集まりました。

今回は、自治体国際化協会の地域国際化推進アドバイザー派遣事業を活用して、(公財)兵庫県国際交流協会外国人県民インフォメーションセンターのスペイン語相談員・社会福祉士の村松紀子さんを講師にお迎えいたしました。外国人生活相談における原則・求められる態度・技術や、ストレスマネジメントなどについて、豊富なご経験を基にした具体的で分かりやすいお話を伺うことができました。また、参加者が抱えている課題や悩みなどについて助言もいただきました。

 

 

 

 

参加者からは、「具体的な相談事例と一緒に解決方法や対処方法が聞けて良かった。適切な専門機関につなぐということに関して、自分が様々なパイプを持っておくよう日々取り組みたい。」、「相談によって負担を抱える相談員もいるということを伺い、私もそうだったのかと振り返り、今後も活動していける気力を頂いた。」、「相談現場の現状がよく理解できた。また外国人支援の難しさも感じた。今後の多文化共生推進のためのヒントが得られた気がする。」などの感想が寄せられました。

参加者の皆様それぞれに気づきやヒントが得られたようで、今後の活動や業務の中で、大いに役立てていただけるのではないかと思います。