平成28年度子どもサポーター養成講座
掲載
- 開催日 :
- (西部)2016年9月10・11日 (東部)9月17・18日
- 会場 :
- (西部)益田市人権センター (東部)しまね国際センター
- 参加人数:
- (西部)16人 (東部)20人
内容
子どもサポーター養成講座を東西部2か所で開催しました。
それぞれの会場における2日間の講座には、外国にルーツをもつ子どもの支援に関心のある方や、子どもサポーターの活動をはじめて間もない方などにご参加いただきました。
1日目は、まず、しまね国際センターから、日本語指導が必要な子どもたちの数が急増していることや、子どもたちの文化的背景や言語形成、家庭環境などの多様性について説明しました。
次に、マリントークの会の野上明子さん(西部会場)、しまね子ども日本語教育協会“しまねっ子”の吉野陽子さん(東部会場)に、実際に県内の学校で子どもの支援に携わってる立場から、実際の指導の様子や、子どもへの接し方、生活言語と学習言語の違いなどについて教えていただきました。
2日目は、HOPEプロジェクトの二口とみゑさんから、子どもたちの多様性に応じた日本語指導のポイントなどについて教えていただきました。子どもの興味関心を引き出し、意欲的に学ぼうとするきっかけを作るために、いろいろな工夫をすることが大切だということを、普段お使いの教材や教具も数多くご紹介いただきながら、お話しいただきました。
両会場合わせて12人の方が「子どもサポーター」登録をしてくださいました。皆さんの今後のご活躍を期待しています!
参加者の声
西部会場
- 講師の過去の経験や努力の結果や、子どもたちへの対応の仕方など細かいヒントがちりばめられたとても面白いものだった。
- 指導で大切にしたいこと、大事なポイントが分かり良かった。
- 研修を重ねる毎に特別支援教育と重なる部分を多く感じていた。今回二口先生の話の中からそのことにふれる一言が出たので、間違いないと確信し、安心した。
- 子どもたちの不安は測り知れないですが、子どもたちの心や将来を明るいものになるようにしなければならないと思います。
東部会場
- 責任を感じるのと同時にやりがいを感じた。
- 生活言語と学習言語の違い、各国の教育制度や指導の状況について知ることができた。
- 実際に教えた子どもが大人になって、どのように日本の中で生活できているかを知ることができた。
- 子どもの個性に応じて対応できる引き出しの数を増やす努力が必要だと改めて感じた。
担当: 仙田・佐々木