災害時外国人サポーター養成研修(東部地域)
掲載
- 開催日 :
- 2014年11月8日(土) 1:30 PM ~ 4:30 PM
- 会場 :
- 島根大学 松江キャンパス(法文学部棟)
- 参加人数:
- 25人
島根県・しまね国際センター・松江市・島根大学の主催により「災害時外国人サポーター」の養成研修を開催しました。
内容
- 【講義1】災害への備え(講師:松江市防災安全課 古藤順子さん)
- 【演習】災害発生!そのときどうする?(講師:松江市消防本部 松本さん、小川さん、岡田さん、伊藤さん)
- 初期消火訓練
- 応急処置・搬送訓練
- 【休憩】非常食試食
- 【講義2】「災害時に外国人が直面する課題とサポーターに求められる役割」(講師:(公財)しまね国際センター 小寺真由美)
【講義1】では、防災について基本的なことを学びました。【演習】では、災害が起きた時に自分や家族の身を守るために、訓練用消火器を使って消火の仕方を学んだり、参加者同士で協力し合ってケガをした人の運び方を学んだりしました。
また最後の【講義2】では、東日本大震災の例などもふまえて、災害時に外国人が直面する課題や多言語支援センターの必要性、サポーターの役割や必要となる心構え等について学びました。
参加者の声
- 今まで防災の講義を受けたことがなく、今回の研修はとても役に立つ。
- これからもし災害が起きた時には慌てないように、周りの人も助けられるかもしれない。
- 日本に住んでいる外国人は言葉などいろいろな不安を持っていると思う。言葉ができなくても近くに信頼できる人がひると、すごく助かると思う。
- 国にいたときからずっとボランティア活動したいという希望があって、日本でこのような経験ができることが本当にいいと思う。
- 次回はもっと内容を充実して、映像や音声資料、演習参加場面を増やしてほしい。
担当者のつぶやき
今回の研修には、来日したばかりの留学生もたくさん参加してくださいました。皆さん防災についての関心は高く、消火訓練や応急処置・搬送訓練にも積極的に参加してくださいました。また、自分も何か役に立ちたいと、早速8人の方が「災害時外国人サポーター」への登録申込みをしてくださったことは、大変嬉しく、また心強いと感じました。
担当: 仙田