開催日 :
【1日目】12月6日(土) 【2日目】12月7日(日)(全2回)
会場  :
オンライン(ZOOM)
参加人数:
【1日目】18人 【2日目】16人
当センターでは、県内の外国人住民が、行政窓口、学校や病院などで、安心して 必要な手続きやサービスを受けられるよう、文化やことばの橋渡しによるコミュニケーション支援をおこなってくださるコミュニティ通訳ボランティアを養成、登録、派遣しています(制度についてはこちらをご覧ください)。

毎年、新規ボランティアの養成と、既存ボランティアのスキルアップを目的に、コミュニティ通訳ボランティア養成講座を開催しています。 

今年度は、一般社団法人全国医療通訳者協会(NAMI)から代表理事の森田直美先生をはじめとする知識・経験豊富なベテラン講師陣をお迎えして、医療通訳に焦点を当てた講座をオンラインにて開催しました。

主な内容

12⽉6⽇(⼟) 9:30-16:30

【説明】
 ・島根県の外国人住民の状況について
【講義】
・社会の中で通訳が果たす役割
・通訳倫理(医療通訳総論、職業倫理など)
・通訳技術(通訳技術・訓練法など)
【⾔語別ロールプレイ練習】
・中耳炎、心療内科、小児科

12⽉7⽇(日) 9:30-16:30

【講義】
・通訳倫理(行動規範・ケースワークなど)
・通訳技術(通訳実技・通訳の準備など)
【説明】
  ・しまね国際センター「コミュニティ通訳ボランティア制度」について
【⾔語別ロールプレイ練習】
・産科医療補償制度、術前準備、脳神経外科

1日目、2日目とも、午前は合同で通訳に関わる講義、午後からは英語1・英語2・中国語・ポルトガル語の4グループに分かれ、医療場面のシナリオを使ってロールプレイ練習を行いました。

午前の講義では、講師のお話を聴くだけでなく、グループワークやケーススタディなども活用し、受講者に自ら考え、アイデアを出し合っていただきました。皆さんが積極的に意見を出しておられたのが印象的でした。

午後のロールプレイでは、午前の講義内容を踏まえ、シナリオを使って受講者にコミュニティ通訳を疑似体験しながら、実践に即した通訳練習をしていただきました。通訳経験がない方がほとんどでしたが、講師の丁寧なフィードバックと励ましに、2日間で見る見るうちに上達し、どんどん自信ややる気を引き出されていく様子がうかがえました。また、ロールプレイを通し、コミュニティ通訳とはどんなものなのか具体的なイメージをつかんでいただけたようでした。

全日程に参加した受講者のうち、コミュニティ通訳ボランティアとして活動を希望する方については、このあと順次登録面接を行う予定です。

今年度もまた、新たに活動に加わってくださる仲間が増えるのが楽しみです!

参加者の声

  • 県の外国人に関する情報などはあまり目にすることがなかったので、今回とても勉強になった。また、医療通訳の大変さややり甲斐についても体感でき、責任ある社会的な役割だなと理解できた。
  • 今まで医療通訳に関する話を実際に活動されている方から聞くような機会はなかったので午前中の話もとても勉強になりました。自分が異国で病院を受診するとしたら、言語の不安が一番大きいと思うので、医療通訳は今後もっと求められる役割であると思いました。
  • 先生のプロフェッショナリズムや勉強方法も聞けよかったです。グループに分かれて皆さんの勉強方法や便利なアプリなど情報交換ができ参考になりました。
  • 実際に通訳をする場面ではいろいろな状況に出会うと思いますが、その際の判断の根拠となる規範について学びました。実際の場で生かしていきたいです。
  • 各自のロールプレイの内容を丁寧にフィードバックしていただき、ここはこうしたらよい等具体的な説明がわかりやすくよかったです。
  • あらかじめ調べておくように、とされた専門用語が驚くほど難しいものもあったため、どんな内容なのか、と心配していましたが、分かりやすく実用的な話で、安心しました。
  • 先生が笑顔でユーモアをもって講義してくださったので、失敗を恐れずロールプレイに挑戦できました。