開催日 :
<東部会場>2019年4月20日(土)、21日(日)、5月11日(土)、12日(日) <西部会場>2019年9月21日(土)、28日(土)、29日(日)、10月5日(土)
会場  :
<東部会場>島根大学医学部看護学科棟 <西部会場>益田合同庁舎
参加人数:
<東部会場>42名 <西部会場>19名

「日本語を学びたいけど、日本語教室が遠くて通えない」といった外国人住民を訪問して日本語学習をお手伝いするボランティアの入門講座を、県内2ヵ所で開催しました。

前半は地域に暮らす外国人住民たちを取り巻く現状や課題についてお話を伺ったり、国際理解・異文化コミュニケーションについて参加型ワークショップなどを通して学びを深め、後半はオリジナルテキスト『いっしょに にほんご しまねけん』を使って実際の活動をイメージしながら、実践的な演習などを行いました。慣れない活動に戸惑い、時には頭を抱えながらも、皆さん楽しみながら取り組んでおられる姿が印象的でした。

今回、今まで外国人住民と特に接点のなかった方や、日本語ボランティア未経験の方などにも多くご参加いただき、講座終了後にはたくさんの方にボランティア登録をしていただきました。初めての活動ということで不安もあると思いますが、楽しみながら取り組んでいただけたら嬉しいです。

内容

  • 島根で暮らす外国人のさまざまな形
    講師:芝由紀子さん/東部会場(うんなんグローカルセンター代表)、大庭謙二さん/西部会場(益田日本語ボランティアグループともがき)
  • 国際理解・異文化間コミュニケーション
    講師:岩田和美(島根県JICAデスク)
  • 「やさしい日本語」を使ってみよう
    講師:佐藤智照さん(島根大学外国語教育センター准教授)
  • 『いっしょに にほんご しまねけん』の特徴と内容・活動のポイント
    講師:佐藤智照さん(島根大学外国語教育センター准教授)
  • 『いっしょに にほんご しまねけん』を使ってみよう①②③
    講師:佐藤智照さん(島根大学外国語教育センター准教授)、芝由紀子さん(うんなんグローカルセンター代表)、岩田和美(しまね国際センター)

講座の様子

島根で暮らす外国人のさまざまな形

大庭さん

大庭さん(西部会場)

東部会場

芝さん(東部会場)

国際理解・異文化間コミュニケーション

異文化理解ゲーム

異文化理解ゲーム。隣のグループでは様子が違っていて…?

多文化防災ワークショップ

多文化防災ワークショップ。実際の避難所体験がモチーフ。

額にシールを貼って、グループを作っていきます

額に貼られたシールの色を手掛かりに、仲間を探します

「やさしい日本語」を使ってみよう

日本人役と外国人役に分かれてロールプレイ

日本人役と外国人役に分かれてロールプレイ

やさしい日本語のルールとは?

『いっしょに にほんご しまねけん』の特徴と内容・活動のポイント/『いっしょに にほんご しまねけん』を使ってみよう①②③

実際のテキストを使用した、講師による模擬授業を見せていただきました

実際のテキストを用いた講師の模擬授業

ペアになって、実際に教える練習をしました

ペアになって、実際に教える練習をしました

参加者の声

  • 大変勉強になりました。異文化との共存など、知っているつもりでいて、全くわかっていなかった自分を発見し、反省もしました。
  • 話し合うことと、実際やってみることの難しさを感じた。
  • 必要な言葉から、というところが本当に大切だと感じました。
  • 臨機応変、人生経験で柔軟に対応することが大切だと感じた。
  • 多文化共生のため、何か力になれればと想いを新たにしました。学びの多い研修でした。
  • 色々な方と出会えて充実した時間でした。ありがとうございました。