開催日 :
(東部)2017年7月1,2日 (西部)7月8,9日
会場  :
(東部)三刀屋交流センター (西部)石央地区地場産業振興センター
参加人数:
(東部)14人 (西部)23人

一般社団法人HOPEプロジェクト代表の二口とみゑさんを講師にお迎えして、東西部2会場(雲南市・江津市)で子どもサポーター養成講座を開催しました。

【主催】しまね国際センター
【共催】(東部)雲南市・雲南市教育委員会、(西部)江津市・江津市教育委員会
【後援】島根県教育委員会

各会場とも、外国にルーツをもつ子どもの支援に関心のある方や、現在支援に携わっていらっしゃる方などにご参加いただきました。

内容

1日目は、基礎編として、外国にルーツをもつ子どもたちを取り巻く状況や、子どもたちの文化的背景や言語形成、家庭環境などの多様性についてお話を伺いました。また、大人と子どもの違いをふまえた子どもへの接し方や学習言語の重要性についてもお話を伺いました。

 2日目は、実践編として、子どもたちの多様性に応じた日本語指導のポイントや子どもの興味関心を引き出す工夫、生活言語の指導から学習言語の指導への展開方法などについて学びました。また、普段お使いの教材や教具も数多くご紹介いただきながら、具体的なヒントをたくさん教えていただきました。

両会場合わせて8人の方が「子どもサポーター」登録をしてくださいました。皆さんの今後のご活躍を期待しています!

講座の様子

東部会場

講師の二口さん(東部会場)

身近なところに教材になるものはたくさんある!(東部会場)

 

西部会場

教材作りのワークショップ(西部会場)

教え方のヒント「何センチあるでしょう?」(西部会場)

参加者の声

東部会場

  • 大人と子どもの違いの話がとても印象的だった。同じサポートをするにしても、年齢にあわせた対応の仕方が必要だと思った。
  • 「学ぶことは楽しい!」というのはその通りだと思う。学校現場でも忙しさが先に立ち、学ぶ楽しさが失われているように感じる。苦痛からでなく、楽しさから得た学力は本物だと思う。
  • とても楽しかった。これからの社会でサポートが必要な子どもは増えていくと思うので、今回講座を受けることができてよかった。

西部会場

  • 子ども対象ならではの苦労、大変さがよく分かり興味深かった。
  • 具体的な体験、エピソードを通して説明していただけたので、非常に分かりやすかった。
  • 日本語教育を取り巻く現状、長年の実践で培われたいろいろな手法、子どもの捉え方、特に具体的な教材の工夫はとても参考になった。
  • とても温かく、穏やかな先生のお人柄にたくさんのことを学ばせていただいた。