開催日 :
2017年3月22日(水)13:30-15:00
会場  :
ビッグハート出雲
参加人数:
36名

外国につながりのある子どもがどのように日本社会の中で育ち、将来を切りひらいていこうとしているのか、現状と課題を知り、子どもとその保護者への関わりに役立てていただくことを目的として、公開研修会「子どもが外国で暮らすということ-外国につながる子どもたちに寄り添う-」を開催しました。

この研修会は、外国人住民と行政サービスの橋渡し役を担う「外国人地域サポーター」や行政職員・教員・支援者向けに開催したもので、当日は県内各地から多数の参加者が集まりました。

講師として、(公財)東広島市教育文化振興事業団の多文化共生コーディネーターの間瀬尹久さんと、同事業団の会話型日本語教室「にほんごわいわい」コーディネーターの奥村玲子さんのお二人をお招きし、東広島市における支援や連携の実際の様子や、背景も年齢も多様な子どもたちの状況についてお話を伺いました。

奥村さん(左)、間瀬さん(右)による事例報告

参加者からは、「想像もしていなかった課題を抱えた、外国人家庭がいることを知ることができた。」、「寄り添う、傾聴する気持ちが本当に大切であると改めて思った。」、「自分には何ができるのだろうかと、とても考えさせられた。」、「家庭・教員の間だけの問題ではなく、それ以外の関係者の協力が不可欠だということが理解できた。」などの感想が寄せられました。