開催日 :
2021年11月28日(日)13:00-16:00(外国人住民のための防災訓練は14:00-16:00)
会場  :
雲南市掛合交流センター
参加人数:
災害時外国人サポーター養成研修 24人、外国人住民のための防災訓練 10人

災害時に外国人を支援するボランティア「災害時外国人サポーター」の養成研修を雲南市で開催しました。講師は、災害多言語支援センターにおける外国人支援の経験がある多文化共生マネージャーの目次敦美さんに務めていただきました。研修では、災害時における外国人が直面する課題や支援方法、災害多言語支援センターの役割について講義を受けた上で、「やさしい日本語」の練習と避難所巡回の練習を行いました。

あわせて外国人住民のための防災訓練を開催しました。災害や防災の話を聞いた後、消火器の使い方と119番通報を練習しました。

最後に養成研修と防災訓練の参加者が交流しました。養成研修の参加者は、外国人住民に避難所のルールや非常食の作り方などをやさしい日本語で説明しました。

参加者には、楽しみながら言葉や文化的違いなどについて、考えていただく機会になったと思います。

参加者の感想(アンケートより)

災害時外国人サポーター養成研修

  • 今まで触れることがなかった視点での研修で有意義でした。
  • とても学びがありました。ふだん、日本語をかみくだく機会が少ないので、もっと短いスパンでくり返し取り組みたいくらい、有意義でした。
  • (避難所巡回練習で)やさしい日本語を実際に使おうとすることの難しさと気遣いの難しさを実感できました。
  • 非常食のアレルギーの説明がむずかしかったです。
  • 文化の違いなど色々と配慮が必要だとよくわかりました。

 外国人住民のための防災訓練

  • 今日は防災講義、消火器体験、119番通報体験をして、とても勉強になりました。日本人と一緒に避難所の交流活動もとても楽しかったです。
  • とても良い交流でした。今後突発的な状況に遭ったときに、あまり緊張せずにできそうです。

研修の様子

災害時外国人サポーター養成研修

講義

避難所巡回の練習1

避難所巡回の練習2

交流

非常食の説明1

非常食の説明2

外国人住民のための防災訓練

防災の話

消火器の練習

119番通報の体験