SICレポート

JENESYS2.0大洋州短期招へい事業 ホームステイ

時期
: 2013年10月26日(土)~27日(日) 1泊2日 島根県滞在期間:10月26日(土)~31日(火)
会場
: 島根県東部
参加人数
: 19(家庭)人

■内容

 外務省が所管する青少年交流事業JENESYS2.0(ジェネシス2.0)の受入団体の一つであるJOCA(ジョカ)より依頼を受け、来県した太平洋島嶼国の学生のホームステイを受け入れました。
 対象者:南太平洋大学の学生 
 対象国:ミクロネシア連邦、マーシャル諸島、パラオ、ニウエ

※ ジェネシスプログラム:21世紀東アジア青少年大交流計画(英文名:JENESYS Programme)
  Japan-EastAsia Network of Exchange for Students and Youths

※ ジェンネシス2.0:外務省が主催し、2007年から実施したJENESYSの後継として、アジア太平洋諸国及び北米地域との間で実施する青少年交流事業

※ JOCA(ジョカ):Japan Overseas Cooperative Association(日本名:公益社団法人 青年海外協力協会)の略称
  青年海外協力隊のOB・OGを中心に組織されている公益社団法人。全国のOB・OG会をはじめとする多くの団体とのネットワークを活用し、国内外で、地域に根ざした国際交流・国際協力活動を展開しており、JENESYS2.0の受入団体の一つとして、本件業務を担当している。

■参加者の声

(ホストファミリー)
・おばあちゃんの家でわらびやぜんまいなどの煮物も何でも食べてくれて嬉しかった。
・全く知らなかった国について知る機会となり、日本との文化の違いが興味深かった。
・高校生の息子と大学の学びや将来の夢を話していた。
・集合場所への送っていく車中で、みんな段々口数が少なくなり別れを思い胸が一杯になった。
・困ったことは、感覚の違いでしょうか。(寒そうな服装なので)「寒かったら着てください」とフリースを渡したのですが、来ておられない・・・。子どもじゃないから自分で考えるかと割り切りました。
・花や野菜などにも関心が深かったので田舎でのホームステイも喜んでもらえたのではないか。
・最初は受入に家族が反対だったが、みんなで対応して団結みたいなものが強まったのが良かった。

■事業の成果と改善すべき点

引率コーディネーターより
1日だけで、国を超えて強い絆ができる事には毎回驚かされます。
学生全員が口をそろえて「もっとホームステイしたかった!」と言っていました。
今回は出身国がミクロネシア連邦・マーシャル諸島・パラオ・ニウエと異なるので、
初めて会う学生も多く、当初はグループとしてのまとまりに欠けました。
しかし、ホームステイから帰ってきた夜はみんな盛り上がり、今まであまり話さなかった学生どおしでも、自分の体験を語り合っていました。その日以来、輪ができ、団結しました。
ホームステイを通して、学生の顔がイキイキし、グループに活気が出たように思います。

■担当者のつぶやき

 10月末の行事が重なる時期に、19家庭の受け入れ先を探すのは、なかなか大変でした。知り合いの知り合いまで、声掛けに協力してくださった方々が何人もあり、大変助かりました。
 お忙しいところ、受け入れてくださったホストファミリーの皆さまは勿論のこと、声掛けにご協力してくださった皆さま方、検討してくださった皆々さま、本当にありがとうございました。

2013年11月26日
担当:八嶋アーリーン

写真 Akiko Bobo さん(マーシャル・前列中央)と目次さん(後列左)ファミリー

写真 名残惜しいブレンダさん(ミクロネシア)と山碕さんファミリー

写真 島根県立大学浜田キャンパスでの 学生交流風景  10月30日(水)

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