SICレポート

平成25年度ALTのための日本語研修

時期
: 2013年8月16日(金)~21日(水)
会場
: しまね国際センター 研修室
参加人数
: 24人

■内容

県立高校や市町村教育委員会に配属される、新規および再任用のALT(語学指導助手)のために、今年も6日間の短期集中日本語研修を行った。
例年「初級」、「中級」の2クラス編成だったが、今年初めて「初級上」を新設し3クラス編成(各クラス定員6名)で募集を行ったところ、年々、新規ALTも日本語学習経験者が増えてきており、参加者は初級3名、初級上7名、中級14名となった。
しまね日本語支援協会の講師の指導のもと、「初級」、「初級上」はオリジナルのテキスト、「中級」は市販のテキストに加え、島根ならではの出雲神話や小泉八雲の題材をやさしく書き換え、読み物として取りあげた。
その他、文化講師に郷土芸能家の荒木八洲雄氏を招き、合同で安来節のどじょうすくいのレッスンを行った。また最終日には、特別講座として、出雲神話等に造詣が深いダスティン・キッド先生(私立開星中学・高等学校の英語教師)に御登壇いただき、出雲神話を中心に話を伺う機会を設けた。

■担当者のつぶやき

寝食を共にするこの宿泊研修は、この8月に来県したばかりの新規任用のALTにとっては、日本語の学習だけでなく、再任用のALTとの顔合わせや情報交換などで交流が深まる機会にもなっているようです。
最終日の学習発表会では、奇想天外な寸劇もあり笑いを誘いましたが、わずか6日間での学習成果に感心させられました。是非これからも日本語の学習を続けて欲しいと思います。

2013年8月23日
担当:浅野悦代

写真 初級クラス

写真 初級上クラス

写真 中級クラス

写真 文化体験(どじょうすくい)

写真 修了式を終えて

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