SICレポート

日本語教室で学習者といきいきとした会話をするには?スキルアップ研修 in益田

時期
: 2012年1月30日(月)
会場
: 益田市人権センター「あすなろ館」研修室
参加人数
: 11人

■内容

今回「にほんごボランティア手帖」著者のお一人、東海日本語ネットワークの米勢治子さんを講師としてお招きし、日本語教室での対話中心の活動をテーマとした研修を行いました。

前半は参加者の普段の活動内容や形態を振り返りながら「対話中心の活動」の意義、そして地域日本語教室のあり方等について分かりやすくお話いただき、後半は「すぐに使える活動ネタ集」をもとに、実際にどのように活動をつくっていけばよいかお財布の中のレシートを使う例などを用いて実践的に教えていただきました。

■参加者の声

・この活動を取り入れることをずっと考えていましたが、難しい面がいろいろあって実行できていませんでした。他の仲間と話しあって近い将来、進行役を順番にしてやってみようかと感じ始めました。

・やさしく包み込むような話し方で理解しやすかった。テキスト通りの教え方より会話の大切さが大事ということがよく分かった。

・比較的「会話」を中心とした学習法を心がけていたつもりですが、基本的にはこれで良いとの意識!?多少の自信にもなりました。細かいところでの気付き事項も多く、実際の学習の場で有効に使えそうです。(使いたいと思います)

■事業の成果と改善すべき点

最後に質疑応答タイムを取りましたが、日頃ボランティアさんたちが悩んでおられることなどを直接講師にぶつけていただき、講師の方から具体的な回答や助言をいただきました。このような機会は多くはないため、有意義な時間になったと感じています。

■担当者のつぶやき

研修終了後、「レシートを使うネタは手軽!教室でもすぐ使ってみたい。」という参加者の方のつぶやきを耳にしました。具体的な例の提示で多くの気付きや新しいひらめきがあり、次に繋がる一歩となったようです。

2012年2月 3日
担当:佐々木

写真 ワークショップ

写真 スキルアップ研修

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