SICレポート

自分を変えるキッカケって? 交流の翼 合同活動報告会

時期
: 平成23年12月24日(土)13:00-15:30
会場
: 島根県民会館 308室
参加人数
: 20人

■内容

 島根県では毎年2回の青年国際交流事業を行っています。(交流の翼事業)
今年のプログラムに参加した8名がプログラム中の活動や各国の仲間との交流を通して得た貴重な体験を報告しました。

◆島根県青年国際交流事業の紹介◆

○北東アジア交流の翼inしまね(招聘) 2011テーマ:ボランティア活動
7月29日~8月3日
 北東アジアの国々(中国・韓国・ロシア)の青年を島根に迎え、テーマに基づいた県内での視察や文化交流、ディスカッションを通して相互理解を深める交流事業です。ホスト県である日本青年はプログラムの企画運営を担いました。
(2011年度参加者 日本5名・中国6名・韓国5名・ロシア2名)


○交流の翼・中国プログラム(派遣)
 8月10日~8月17日
 島根の青年を中国寧夏回族自治区に派遣し、各地域(中国・韓国)の青年たちと相互理解、友好交流を通して双方の新しいネットワークづくりを目的としています。
(2011年度参加者 日本3名・中国13名・韓国10名)

■参加者の声

【北東アジア交流の翼inしまね】
○参加のきっかけ
 ・外国人と交流したい、友達をつくりたい
 ・自分を変えたい、自分を試したい
 ・外国人として他国での体験を生かしたかった

○プログラムの企画・運営について
 ・テーマに対する企画意見をどう出すか
   批判厳禁、自由奔放、量を求む、結合改善
 ・企画をどう実現するか
   スタッフとの連携(意見の収束)
   協力者の助け(ネットワーク)
   →自分にネットワークがなくても、ネットワークのある人が協力者にいればよい

○これからの目標
 ・現在教員免許取得中なので、教員として実践したい
 ・“今しかできないこと”に貪欲に取り組みたい
 ・ちいさな出会いを大切にしたい
 ・いろいろなことに積極的に参加すること
 ・今の目標は語学を精一杯頑張ること
 ・山陰と外国をつなげる仕事がしたい


【交流の翼・中国プログラム】
○参加のきっかけ
 ・ニュース等で聞く中国へのイメージが本当なのか確かめたい
 ・日本ではなく外国へ行って国際交流をしたい
 ・事業後もずっと交流できるような友人を中国、韓国に作りたい

○中国に行って感じたこと
 ・日本と中国の違い、自分の目で確かめることの大事さ
 ・一番大事なのは交流したいという気持ち
 ・今までとは少し視点を変えて考えられるようになった
 ・中国、韓国、日本に朋友(友達)ができた
 ・言葉の違い、習慣の違い、国の違い、違いがあるからこそ面白い!
 ・エネルギッシュな同世代たちの姿
 ・世界ってデカイ!→デカイ視野が必要
 ・やっぱり異文化っておもしろい!

■担当者のつぶやき

 プログラムで得た貴重な経験を報告することによって、自分たちの思いを整理できると同時に他の参加者の発表を聞き、よい刺激になったのではないかと思います。この経験を生かした今後のみなさんの活躍に期待しています。

2012年1月 4日
担当:佐貫

写真 参加者の発表(inしまね)

写真 参加青年たち(inしまね)

写真 参加者の発表(in寧夏)

写真 参加者たち(in寧夏)

写真 世界ってデカイ!

» 次のSICレポート:
アンテナサロンin出雲市「おしゃべりひろば」~世界の結婚式&婚活~
« 前のSICレポート:
【文化庁委託】 第10回 外国人の日本語指導者養成講座