SICレポート

【文化庁委託】 第8・9回 外国人の日本語指導者養成講座

時期
: 平成23年12月3日(第8回)人・10日(第9回)
会場
: 県民会館(308会議室)
参加人数
: 第8回10、第9回13人

■内容

 第8・9回のテーマは「日本語教室を体験してみましょう~実習」。実際に外国人住民の方に学習者として入ってもらい、実習を行いました。 今回取り上げたテーマは、「あいさつ」、「食べ物&買い物」、「夫の家族」、「休日の過ごし方」でした。
1グループ3~5人のチームで1時間の授業を行い、それぞれのグループに4,5人の学習者の方が授業に参加しました。 自己紹介、テーマについて導入、説明、会話練習など、「バイリンガル」という強みを活かしながら、日本文化と自国文化の違いなども伝えました。
 また、授業を行っている間、授業を見学するグループも設け、授業の様子を観察しました。
 実習の後は、自分たちの実習のふり返りと観察した感想などを伝え合いました。


  講師:西村優子(サラマプロジェクト)


  *実習の際に協力いただいた学習者
    8回目(7カ国10名)(インドネシア3、韓国1、ケニア1、スリランカ1、中国1、フィリピン2、モンゴル1)
    9回目(2カ国 9名)(中国4、フィリピン5)

■参加者の声

・今日のデビューはほんとうにむずかしかったです。いろいろなくにの人たちが来てくれてほんとうにありがたいです。みんなでどりょくしてくれてありがとうございました。
・準備がたりなかったけど、かんばってしたからうれしいです。いろいろなけいけんができてよかったです。
・実習をしてとても勉強になり、自己の不足分も知り、これからもう一度日本語の基礎や文法等、確実に実施し、生徒のレベル、要望等に合わせて教えるべきであるという事を理解しました。
・バイリンガル教師が提供できるものをもう一度考えて見る必要性を感じました。自分が習う立場になっているときに、何を求めているのかが大事だと感じました。自分が教室を開くとしたら、ペースや進度をよく考えてすると思います。

■事業の成果と改善すべき点

自分たちで準備を進めてきたことを、実際に実習で体験してみて「バイリンガルでの日本語指導」についてよかった点・反省点も含めて実感できた部分があったと思います。

■担当者のつぶやき

外国人自らが日本語を指導する授業を見て、文化の違い、外国の方に必要な部分などを改めて感じることができました。

2011年12月13日
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