SICレポート

【文化庁委託】 第5回 外国人の日本語指導者養成講座

時期
: 平成23年11月12日
会場
: スティックビル(505会議室)
参加人数
: 14人

■内容

 第5回のテーマは前回に引き続き「コースデザイン」。前回受講者が自分たちの経験に基づいて挙げた「日本に来たときに困ったこと」をもとに、「すぐにできるようにならないと困ること」を順に並べ、日本語のコースとしました。受講者は5つのグループにわかれ、列挙したトピックからグループでひとつテーマを選びました。 各グループで選んだテーマについて、「行動」、「知識」、必要な「日本語」を考え、発表しました。

 講師 小林明子(島根県立大学)
    サラマプロジェクト

■参加者の声

・何を一番先に考えないといけないか、それと企画性の大事さが勉強になりました。
・準備をすることがだいじだと思いました。
・これからこうしになることをかんがえるとたいへんさんこうになりました。あまりじしんないですが、これまでいじょうにがんばりたいです。
・大変たのしかったです。コース作りのノウハウを勉強させていただきありがっとうございました。

■事業の成果と改善すべき点

2回にわたって取り上げた「コースデザイン」で、日本語教室でのコースの作り方について学ぶことができたと思います。日本での実生活に基づき、どういった日本語が必要か、ということに重点をおいて考えることは、「生活の中で使える日本語」を指導していくということにつながり、また自分たちでコースをつくるやり方が学べ、よかったと思います。

■担当者のつぶやき

自分たち(または学習者)に必要な日本語は何か、という点を考えながら日本語コースを考えていくことは、「生活者としての外国人」という視点から役に立つことだと思います。受講者の方々は自分たちが困った経験を思い出しながら考え、発表していく内容でしたのでとても活き活きした様子でした。

2011年11月16日
担当:目次

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写真 自分たちが選んだテーマにそって必要な日本語等を考え、発表

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