SICレポート

平成22年度しまね多文化共生推進事業 外国人の子ども日本語支援研修

時期
: 平成22年10月31日(日)9:30-11:45
会場
: いわみーる 301(浜田市野原町1826-1)
参加人数
: 22人

■内容

島根県でも、外国にルーツのある子どもたちの数は年々増加しています。
今回は大阪で長年外国籍児童生徒の日本語支援をされている安田乙世さんをお招きして、具体的な日本語支援の基本とコツを教えていただきました。

当日は県立大の学生さんや学校現場で日々悩みながら子どもと関わっている先生、そのほか
関心を持つ一般市民のかたと様々な立場の人の参加がありました。

■参加者の声

・基礎知識がないが、興味深い内容でした。
・今度受入れが決まっていて、大きな?不安を抱えていたのですが、焦らずゆっくり支援員さんと一緒にやっていこうという気持ちになりました。
・今日はありがとうございました。毎日忙しい日々を過ごして、今日は時間をとって改めて子どものことを考えることができたよい機会でした。
・短い時間ではありましたが、充実した研修でした。
日本語を客観的に捉えるということは、とても重要なことに気付きました。
・個々の背景も考慮して指導する大切さについて改めて感じました。学習言語の問題についても、習得の難しさを感じているものの、どのようにサポートしていけばよいのか学校とも相談しなければいけないのかなと思いました。

■事業の成果と改善すべき点

全体的に先生のお話がわかりやすくて理解できた、興味を持ったなど今回の講座に参加した方々からはよい反応だったことは開催した甲斐があったと思う。

■担当者のつぶやき

安田先生は、前日の別講座紹介の関係で今回はじめて浜田にお招きした。連日の講座で声が出にくいにも関わらず、親しみやすい語り口で熱弁をふるっていただき、会場も終始なごやかな講義となった。今後も外国籍児童生徒は増えると考えられるので、より必要とされる内容だということも感じた。また学校だけの問題としてではなく、多文化共生社会の上での問題として捉え、より多くの地域住民にも知らせていかなければと思う。

2010年12月24日
担当:間柴

写真 隣り同士でディスカッション

写真 では、やってみましょう

写真 講座風景

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