SICレポート

アンテナサロン(奥出雲)(そば打ち体験と食事のマナー)

時期
: 2010年6月26日(土)
会場
: 川西交流会館(奥出雲)
参加人数
: 16(外国人住民5人、日本人住民11人)人

■内容

 今回のアンテナサロンは、日常生活の中で身近な「食」に触れる機会にしました。地域の特産を活かしている「奥出雲町」を会場に、特産品のひとつである「そば」を打つことについて地元の「川西そば打ち倶楽部」の方の指導を受け、打って試食をしました。
 また、「食事のマナー」について講師の方に話をしてもらい、「箸」の使い方、についてゲーム体験も含めて、開催しました。
  共 催 : 奥出雲町、奥出雲町国際交流協会、日本語ボランティア奥出雲
  協 力 : 川西そば打ち倶楽部
  講 師 : 桑本佳子 さん (横田中学校 栄養教諭) (食事のマナーについて)

■参加者の声

・とても面白かった。今までそばを作ったことがない。(アメリカ)
・そば打ちは2回目だったけど、大変だったし途中でいろいろなところが破れてもう終わりだと思ったけど、最後までできてよかった。(フィリピン)
・初めてそば打ちを体験したが、見た目よりも奥が深くて難しいことがわかった。(日本)
・そばができあがっていく間に、どんどん人と人との距離感が縮まっていく気がした。そばを打つのは初めてで、見るのとやるのは全然違うと感じた。(日本)
・自分で手作りをしたのがよかった。(日本)
・お箸の持ち方を改めて見直しました。(日本)

■事業の成果と改善すべき点

 「そば打ち」という共同作業は、個々でも達成感があったようだ。作った後は「食べる」楽しみもあり、よかったと思う。
また、箸の使い方をゲームをとおして学んだ。国籍問わず、改めて日本の食文化である「箸の使い方」を考える機会になったと思う。
 また外国人住民の参加について、様々なはたらきかけをしてきたが、地元からの参加が少なく、残念だった。
改善すべき点は、「アンテナサロン」としてもう一歩踏み込んで、交流をする工夫をすべきだったこと。今後に活かしたい。

■担当者のつぶやき

「奥出雲町」での開催であったが、町内だけでなく、町外からの参加者も半数を占めた。町内参加者の方々には地元の再発見を、また町外の方には、「奥出雲町」のことに触れる機会になった。地域での暮らしや交流について考えるきっかけにしていただけることを、願っている。

2010年6月29日
担当:目次

写真 そばの打ち方について話を聞く

写真 そば打ち体験中

写真 自分で作ったそばを試食

写真 箸の使い方について

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