SICレポート

平成21年度日本語ボランティアネットワーク会議(西部)

時期
: 3月13日(土)
会場
: 美郷町役場山村開発センター2F研修室
参加人数
: 9人

■内容

前半、後半の2部構成
1.前半
「もう一度見つめてみよう!日本語教室~今すぐできることは?」と題し、
西部地域の日本語教室の情報共有と意見交換をワークショップ形式で行いました。
2.後半
しまね日本語支援協会会員で日本語教室「マリントークの会」会長の野上さんを講師に迎え「日本語指導のスキルアップ」と題しての研修を行いました。
*日本語ボランティアとしての心構え
*サロン形式と教室形式
日頃、どのように対応してよいのかと思っていた点を具体的な例をあげての応答

■参加者の声

1.ワークショップについて
・問題点がわかりやすく理解でき今後の課題が見つけられた。
・自分たちの教室をブラッシュアップする機会。
・あらためて振り返ることが出来て良かった。
・長いブランクの後、日本語ボランティアはもちろん、センターの仕事、役割、いろいろなことが新鮮でよみがえった。
2.研修について
・自分の教え方が合っているかを確認できたので良かった。また、日本語の成り立ちが少しでも考えられて今後の活動や勉強のために役に立った。
・学習者とのコミュニケーションが大切で、遊びだけではなくよくわかった。
・現実に指導ではぶつかる壁が多いので勉強が必要
・教室の状況を聞きながらの進行は経験あってこそと思った。短い時間に楽しく分りやすいお話だった。やる気が出てきました!
・身近な問題にすぐ応えて頂けて良かった。

■事業の成果と改善すべき点

4教室から9名参加の、こじんまりとした会議でしたが日頃複数の教室とのつながりが持ちにくい中山間部でネットワーク会議が開催でき、有意義な時間を共有できたと思う。改善すべき点として、今回後半の研修の時間を1時間に設定していたが、あと30分くらいは時間をとればよかったのではないかと思った。

■担当者のつぶやき

以前より「ネットワーク会議などにはなかなか参加できないけれど、講師の先生にきてもらって日本語ボランティアの学習会を開いてもらえたら参加したい」との声を耳にしていた。どうすれば交通の便の悪い中山間部のボランティアの方々のリクエストにお応えすることができるだろうかと考えていたが、今回は野上さんが講師としてご協力くださり、ネットワーク会議を兼ねたスキルアップ研修を開催することができた。それから、今回参加の方々が他の教室の活動について理解し、お互いに一緒になってできることを模索して、連携しようという意識が生まれたことがうれしく、また今後の日本語教室の発展を考えると心強く思った。

2010年4月13日
担当:兒玉

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