SICレポート

家庭ごみの分別区分説明会・昼食付交流会 

時期
: 7月26日(日) 10:30~12:00
会場
: 淞北台会館
参加人数
: 外国人留学生とその家族(大人18人、子ども6人)、日本人住民約12人、大学関係者2人、市役所リサイクル担当者2人、通訳1人

■内容

家庭ごみの分別についてのセミナーと交流会が、松江市の淞北台会館で、外国人住民と日本人住民が顔の見える関係を作っていくための交流会の第1弾として開催されました。セミナーでは松江市リサイクル都市推進課の担当者が講師となり、それをコミュニティ通訳ボランティア(SIC派遣)が通訳しました。


自治会長からの「文化・習慣の違いを超えて交流していきましょう」という挨拶で始まり、松江市リサイクル都市推進課の担当者のセミナーが続きました。SICに登録している通訳ボランティアの原さんが逐次通訳していきます。最も区別が難しい紙とプラスチックについては、実際にごみを参加者に紙用のゴミ袋とプラ用のゴミ袋に分けて入れてもらいました。質問もたくさん出て有意義な時間になりました。


その後、婦人会の厚意で巻き寿司が振舞われ、参加者同士話しに花が咲きました。その間、主催者がこれまでに行われた季節の行事やバングラデシュの料理会などの時の写真集を回覧して、「今後もこのような楽しい企画を続けていくのでぜひ参加して欲しい」というお話がありました。

■事業の成果と改善すべき点

・「淞北台いきいきライフを推進する会」(会長 高橋博さん)との協働の再開(平成18年度以来)
・島根大学留学生係との関係の第一歩(留学生へメール連絡など)

・今後は広報チラシを片面英語・片面中国語で作成する(今回の日本語文と英語文のチラシでは、中国語圏出身者はどちらも理解できず参加者がなかった)

■担当者のつぶやき

団地が家族世帯向け中心であるため、留学生は配偶者や子どもと一緒に家族で生活している人がほとんどのよう。留学生の配偶者たちもコミュニケーションに積極的で日本語が上手な人もおられました。セミナーの間にはいはいをして遊ぶ子どもの姿にお年寄りが笑顔で応じるなど、和やかなムードで国際交流の楽しさと地域活動の良さを再確認しました。

2009年7月27日
担当:佐貫(通訳手配・連絡調整)・曳野(広報・当日参加)

写真 自治会長からのあいさつ

写真 ごみの表示を確認する通訳ボランティア

写真 実践練習:紙とプラスチックを分別しているところ

写真 質問もたくさん出ました

写真 バルーンアートで遊ぶ子どもたち

» 次のSICレポート:
西部地域コミュニティ通訳勉強会
« 前のSICレポート:
平成21年度多文化共生研修会