SICレポート

2008ヴルカヌス・イン・ジャパン島根研修プログラム

時期
: 11月7日(金)~9日(日)
会場
: 島根県東部
参加人数
: ホストファミリー32家庭、ヨーロッパの大学生、大学院生33人

■内容

昨年に引き続き、日欧産業協力センターの「ヴルカヌス・イン・ジャパンプログラム」の中で島根研修が行われることになり、出雲地域を中心にした文化体験やホームステイ(1泊2日)のコーディネートを受けました。

【ヴルカヌス・イン・ジャパンプログラムとは?】
このプログラムは将来の日欧関係を担う若者を対象にしたインターンシッププログラムです。
欧州の理工系、建築系の大学生、大学院生が1年間日本において語学研修と企業でのインターンシップを経験します。1997年からスタートし、これまでの参加者は245名。

◆詳しくはこちらをご覧ください◆
日欧産業協力センターホームページ http://www.eu-japan.gr.jp

スケジュール
11月7日(金)
昼、出雲空港着 →出雲古代歴史博物館観覧 →出雲大社参拝、お祓い体験 
 →稲佐の浜で神迎祭体験 →日本の温泉体験(平田町) →宿泊(斐川町)

11月8日(土)
歓迎式
~ホームステイ~

11月9日(日)
昼、ホストファミリーとの懇親会、神楽体験
夕方、出雲空港発

■参加者の声

【学生】
・神迎祭、お祓いなど貴重な体験だった。
・ホストファミリーとの別れがつらかった。
・すばらしいホームステイが出来た。
・国の家族を思い出した。
・もっといたかった。また島根に来たい。

【ホストファミリー】
・有意義な時間が過ごせた。
・礼儀正しく、性格の良い青年でよかった。
・日本の文化にとても興味を持ってくれた。
・とても優秀な学生さんだった。
・積極的に家族とコミュニケーションを取ってくれた。
・自国の郷土料理を作ってくれ、とてもおいしかった。
・もう少し滞在期間を長くしてほしい。

■事業の成果と改善すべき点

参加学生にとっては年一回の神迎祭、出雲大社での参拝、お祓いなど島根ならではの文化体験をしてもらうことができてよかった。今回初めてホストファミリーとして受入れをされたご家庭で新たにSICボランティアに登録してくださった家庭もあり、よい交流をしていただいたのだとうれしく思っている。
当初の日程調整に時間を要しその後の準備が遅くなってしまった。大枠の行程が決まらなくても他の手配を同時進行すべきだった。

■担当者のつぶやき

私自身、今回初めてこのプログラムを担当したこともあり準備に手間取り、ホストファミリーの皆様に青年の紹介表を送付するのが大変遅くなってしまいご迷惑をおかけしました。ホームステイ後の懇親会では、学生達の日本語があちこちで飛び交い、また表情が初日に比べとてもいきいきとしていてびっくり!!学生達にとってもファミリーとの交流が貴重なものだったと感じられました。
ホストファミリーの皆様をはじめ、ヨーロッパの学生達、日欧のスタッフの方々と出会えたことも大変うれしく思っています。

御協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

2009年1月13日
担当:佐貫 恵

写真 出雲大社で記念撮影

写真 歓迎式でのホストファミリーとの対面

写真 懇親会スタート

写真 学生みんなのパフォーマンス!!

写真 神楽社中と

写真 ホストファミリーとのお別れ

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