SICレポート

コミュニティ電話通訳講座

時期
: 2008年2月16日(土)13:00-16:00
会場
: 島根県職員会館1F会議室
参加人数
: 23人

■内容

電話通訳基本編
 ・電話通訳のシステム
 ・ネットワーク
 ・考え方
電話通訳実践編
 ・3人1組になり、通訳、外国人役、日本人役になり、交代で電話通訳を体験

■参加者の声

・講義がわかりやすかった
・電話通訳を実際に体験してその難しさを知った
・スピーカーホンが思ったより聞きとりやすかった
・便利だと思う
・まだ電話通訳ができるレベルではないが、いずれできるようになりたい
・県外に住んでいるので対面通訳にはなかなかでかけられないが、電話通訳なら協力できる
・電話通訳の場合、状況把握が難しい
・こういう講座があるといい刺激になる

■事業の成果と改善すべき点

事業の成果
参加者が通訳ボランティアだったこともあり、実際に電話通訳を体験できたことはとても有意義だったと思う。

改善すべき点
今回のように2月という1年で一番寒く、雪の降る時期に講座を設定すると、遠方から講師を招いた場合には不測の事態も起こりうるし、また、参加者も積雪では出掛けにくい。講座の時期設定については要検討。

■担当者のつぶやき

今回は電話通訳講座ということで、参加者の皆さんに実際に電話通訳を体験していただいた。
百聞は一見にしかずで、体験すると気付くことも多々あり、電話通訳ならではのコツも勉強する必要があると感じた。
コミュニティ通訳を補完するものとしての電話通訳システムであるので、制度をより充実させるためには、利用者へのレクチャーや通訳者のスキルアップなど、課題もたくさんあるが、通訳派遣制度と電話通訳制度をうまく使い分けられれば、コミュニティ通訳ボランティア制度の充実につながると思う。

講師をしてくださったNPO愛知ネットの大野様、そして参加してくださった皆様、大雪の中お疲れ様でした。そしてありがとうございました!

2008年2月21日
担当:磯部君江

写真 携帯電話から通訳に電話する講師

写真 SIC職員による電話通訳実演

写真 スピーカーフォンの使い方説明

写真 日本人役と外国人役も交代で

写真 実際に電話通訳を体験!

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