SICレポート

災害時外国人サポーター養成講座

時期
: 2013年10月19日(土)13:30~16:30
会場
: 島根大学松江キャンパス 法文学部棟
参加人数
: 26(中国16・ネパール4・インドネシア2・コロンビア1・ラオス1・ソロモン諸島1・日本1)人

■内容

島根県・島根大学・しまね国際センターの主催で、主に外国人留学生を対象とした「災害時サポーター養成講座」を開催しました。

【講義1】風水害・地震・原子力災害への備え
 災害経験の少ない外国人留学生もいることから、過去に島根県で実際に起きた自然災害の写真や、「外国人住民のための防災ハンドブック」、「原子力防災のしおり」などを使って、災害に対して、普段からどのような準備が必要か、避難するときにはどのようなことに注意する必要があるか学びました。

【演 習】避難所ってどんなところ?
 会場を避難所に見立てて避難所の役割を確認したり、ハザードマップで最寄りの避難所がどこにあるか確認したりしました。展示されている防災グッズに触れてみたり、非常食の試食なども行いました。

【講義2】災害時に外国人が直面する課題とサポーターに求められる役割
 過去の震災を経験した外国人アンケートの結果や防災訓練の取組などをもとに、災害時に外国人が困ることやどんな支援が必要か、「災害多言語支援センター」の活動内容、「災害時外国人サポーター」に求められることなどについて学びました。

■参加者の声

・災害が起きた時の状況に自信がついた。
・災害の時は誰にでもできることがあると思うようになった。
・災害の時の準備とアイデアをありがとうございました。

■事業の成果と改善すべき点

講座を受けた留学生のうち、8人がサポーター登録をしてくれました。これにより、登録言語も増え、ネパール語、ヒンディー語、インドネシア語、ラオス語、タイ語が、今回新たに加わりました。
参加者のうち半数が、防災についての講座には初参加ということだったので、今後もこのような機会を設けることが必要だと感じました。

2013年10月25日
担当:仙田武司

写真 講義1

写真 演習(避難所)

写真 演習(非常食試食)

写真 講義2

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