SICレポート

外国人児童・生徒のための子どもサポーター養成研修in出雲 (第1回)

時期
: 平成23年7月25日(月)
会場
: 出雲市役所 601会議室
参加人数
: 16人

■内容

「外国にルーツのある子供たちの日本語等支援」の研修会(2回シリーズ)の1回目を行いました。
まずは、島根の外国人児童・生徒の現状や、生じる問題・課題などについての講義。その後、子どもたちが学校生活でどのようなことに戸惑いを感じるのかをグループワークをとおして考えてから、子どもたちの言語発達と「日本語」との関わりや具体的に学校で教科学習につなげる時にどのような点に注意が必要か等について学びました。

 講師:島根県教育委員会 義務教育課 指導主事 橋本 憲 さん
    しまね子ども日本語教育協会"しまねっ子" 代表 宮川 澄子 さん

*しまね国際センターには、「子どもサポーター」制度があり、研修受講後に可能な方には登録を依頼。この「子どもサポーター」は、帰国・外国人児童生徒に日本語指導や通訳・翻訳を行います。市町村教育委員会等からの依頼を受け、国際センターから紹介をする制度です。
 当センターの「子どもサポーター」制度について、詳細はこちらをご覧ください。

■参加者の声

・とてもわかりやすく、子どもの日本語学習の支援の重要性・必要性を知ることができました。日本を知る慣れるという事にたくさんの支援が必要なのですね。
・子どもはみんな同じじゃない、一人一人個別に対応することが大切だということを改めて強く感じました。
・とても参考になりました。言葉・文化の違いは子ども達の発達や学びに大きく影響することを改めて認識できました。

■事業の成果と改善すべき点

今回は主に新しい方を対象に開催し、「子どもの日本語等支援」について学んでいただく機会になったと思います。日本語指導を必要としたり、支援が必要な外国人・児童生徒は、県内のどの地域のどの学校に行くかは、予測が難しいので、いろいろな地域でよりよい支援を行っていけるように、今後より多くの方に子どもへの日本語等の支援について知っていただけたらと思います。

2011年7月27日
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