SICレポート

防災研修会・防災訓練 ~震災時の外国人支援のために~

時期
: 2009年2月27日(金)/2月28日(土)
会場
: 島根県市町村振興センター/松江市立母衣小学校
参加人数
: 延べ 100人

■内容


 県・松江市と協働し、外国人住民支援のための防災研修と防災訓練を行いました。
 2日間で、行政担当者、国際交流団体、留学生の方などの参加がありました。防災研修では「多文化共生センター大阪 代表理事 田村太郎」さんを講師に招き、「阪神淡路大震災」や「新潟中越地震」後を例に、外国人住民がどのような問題に直面するのかの講義を受け、ワークショップで必要な準備や協力し合う団体等について考えました。防災訓練は、松江市防災安全課によるもので外国人住民にも参加を呼びかけました。起震車体験や、非常食試食、地震に備えてどうしたらよいのか、などについて具体的な説明がありました。
 また、コミュニティ通訳ボランティアの勉強会を同時開催し、実践研修として通訳の協力を得ました。 *コミュニティ通訳ボランティアURL
  

■参加者の声

・自分の国では地震がないので、起震車体験は役に立った。
・災害について、より知る機会になった。
・防災意識が深まって、準備したいと思った。
・防災について感じたことを、人に話したい。

■事業の成果と改善すべき点

日本人住民も、外国住民も参加者それぞれ防災について考えるよい機会になったと思います。 また、主催者として、県・市・SICの協働でできたことは、それぞれの立場から考えることにつながり、意義深かったと思います。 災害時に外国人住民の方に情報を適切に伝えることがきれば、体の不自由な方を助けるなど、支援者にもなりうる、という講師のお話に、日頃の地域でのつながりが大切なのを感じます。

2009年3月 6日
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