弘前大学社会言語学研究室では、東日本大震災から3年目に際して、二つの減災のための「やさしい日本語」資料を公開しました。

『わかる!伝わる!はじめての「やさしい日本語」~基礎文法編~』

この教材では物語に沿って「やさしい日本語」の基本的な作り方を学んでいきます。特別難しい操作や長期の学習時間を必要とせず、誰でも楽しく、簡単に学習することができるようアニメーションを用いて作成されています。

全ての課を学習し終えた後は、選択式の練習問題に取り組みます。問題ごとに解説が付けてあり、繰り返し問題を解くことで「やさしい日本語」の基本的な作り方が確実に身に付くようになっています。

災害時に外国人にも情報が伝わる放送の読み方スピードの検証結果

災害発生時は、外国人一人一人が自ら正しい情報を得て的確な行動をとることが重要です。そのため、的確な行動をとれるような情報を伝えるアナウンスは災害発生時にとても大切な役割を担います。

弘前大学社会言語学研究室の調査によると、「やさしい日本語」を導入している放送でも、それぞれの放送局が独自のスピードで情報を伝えており、外国人にとって最も聞きやすいスピードが定まっていない状況にありました。

そこで、外国人にとって最も聞きやすい音声のスピードの確定を目的とした検証調査を実施した結果、400拍/分が外国人に最も支持されるスピードだということが明らかになりました。

どこで資料を得ることができるのか

これらの資料は、弘前大学社会言語学研究室のホームページで公開されています。