松江ピノイカピットビスィグから、東北地方太平洋沖地震被災者への支援と応援メッセージを頂きましたのでご紹介します。

松江ピノイカピットビスィグは、松江近隣に暮らすフィリピン人女性のグループです。日本社会の一員として相互理解を深め、社会貢献も進めていけるよう、多文化共生や国際理解に関する活動をされています。この度の東北関東大震災に際し、彼女たちは非常に心を痛め、被災者の苦しみに共感し、私たちも何かお手伝いをできないかと話し合い、募金、物資集めを進めています。今回の募金活動にあたり、フィリピンへの送金を後回しにして「今は日本を助けなくては」と募金される方もおられるようです。

以下、メッセージと説明文です。

In solidarity with our suffering brothers and sisters, victims of the earthquake and
tsunami, we share this small token of our sincere care and concern for all of you.

地震、津波で被害を被り苦しんでいる兄弟姉妹の皆さんとつながるために、
心からの心配とお見舞いのしるしを送ります。

「これまで日本は世界のさまざまな国の困難な時に、力を貸し援助してきました。
また、私たちも島根県の多文化共生助成金事業で日本語講座を開講することができたことなど、社会の一員として日本の人たちからいろいろ助けていただきました。
今こそ、私たちがお返しのお手伝いをするときです。その気持ちから、お金や品物を集めています。同時に困難に際しての日本人の助け合う姿勢、規律、秩序、思慮分別のある行動にあらためて敬意を感じます。日本人はすごいと思います。がんばって！」

Matsue Pinoy Kapit Bisig (MPKB) and Filipino Community in Shimane